ARKの有料マップ中でも、特に異質の存在となる「アベレーション」!
他のマップとは違った特徴が相当多くあり、慣れれば楽しいマップでもあります。
今回はそんなアベレーションマップの特徴紹介と、地上への通路の場所や行き方等についても解説していきます。
アベレーションの難易度と注意点は?
普通に生き抜くだけであれば、スコーチドアースよりは安全です。
ただし、新要素で初見殺しのキノコ関係がある場所が多くあったり、マップが狭く暗い事で息苦しく感じたりと、今までとはかなり違う環境に苦労するはず。
要素が理解出来ないまま奥へは進めないマップになっているんで、しっかり新要素が理解出来るように紹介していこうと思います。
また、注意点として「飛行生物」は転送等で持ってくることが出来ません。
おまけにオベリスクがある地上は、辿り着くだけでも中盤以降になってしまいます。
あとオベリスクの代わりに、マップ中の各所に低級のクレートが湧くようになっていて、そこからのアクセスで「低温ポッド(クライオポッド)」や「低温冷蔵庫(クライオポッド)」を作成可能です。
地面を歩く移動が主となるマップなので、他のマップよりも制約が多いのが特徴です。
その代わり、「クライムピッケル」や「ジップラインアンカー」、「グライダースーツ」等の、高低差を上手く乗り越える為の新要素が追加されています。
⇒「クライムピッケルの作り方と使い方!壁の昇り降りが可能に!?」
⇒「ジップラインアンカーの作り方と使い方!モーターを付けた時の違いは?」
⇒「グライダースーツスキンの作り方と使い方!滑空移動で鳥人間に!?」
⇒「崖用プラットフォームの作り方と設置方法!材質による特徴の違いは?」
それと他のマップとは違い、生息している生物の大半が「変種」になっていて、夜になると発光する性質を持っています。
洞窟生活に順応した姿とされていて、通常種よりも基礎体力が下がり、その代わり基礎攻撃力が上がっています。
総合的には通常種よりも戦闘能力が若干高い為、高レベル個体はテイムしていくのがオススメです。
更に特徴的なのが、マップ中の昼と夜の比率が日々変わっていきます。
どういう事かというと、日中が異様に長い日もあれば、夜間が異様に長い日もあるという…慣れないと厄介なシステム。
1日のトータル時間は変わらず、時間が進む速度だけが変わる感じです。
特に地上へ行く際には、夜間が長い日を狙って行くと探索がスムーズになります。
ASA版の場合はこの仕様に少し手が加えられていて、時間が進む速度ではなく、昼と夜の切り替わる時刻そのものが変化します。
ASE版とは切り替わるタイミングも少し変わっている為、間違えないように注意しましょう。
ASAでは、切り替わる時間帯をしっかり把握しておけば、地上に湧く強敵「サーフェス・リーパーキング」との戦闘を回避することも可能になりました。
一覧表は以下の通りです。
【ASAアベレーション】昼と夜の切り替わりタイミング
各時間項目 | 50%昼 , 50%夜 | 90%昼 , 10%夜 | 10%昼 , 90%夜 |
---|---|---|---|
昼の時間 | 7:00 ~ 19:00 12時間 | 2:30 ~ 23:00 20時間30分 | 11:00 ~ 14:30 3時間30分 |
夜の時間 | 19:00 ~ 翌日7:00 12時間 | 23:00 ~ 翌日2:30 3時間30分 | 14:30 ~ 翌日11:00 20時間30分 |
サーフェス・リーパーキングが湧かない 安全な時間帯 | 5:30 ~ 7:00 | 無し | 14:30 ~ 17:30 5:30 ~ 11:00 |
アベレーションマップの概要は?
マップは大きく分けて4ブロックに分かれています。
「上層、中層、下層、地上」があって、基本的には地下での生活となります。
緑が上層、青が中層、赤が下層、黄が地上ですね。
1日の中で何度か地震が発生する事もあり、その都度貴重な鉱石資源が出てくるタイミングがあります。
緑の宝石や青い宝石、水晶や黒曜石が序盤でも出てくるので、こまめに集めておくと中盤で楽になります。
⇒「アベレーションマップの各資源採取場所を紹介!貴重資源の場所は?」
攻略の流れとしては、上層からスタートして中層へ、準備次第で下層へ行き、地上にも出向く…って感じ。
下層と地上の資源が貴重ですが、環境は最悪です。
以下で更に詳しく紹介していきます。
ちなみにアベレーションには、プラントZの植物がかなりの数で自生しています。
光源ペットをテイムする時のエサになる種を出すので、積極的に入手していきましょう。
⇒「プラントZの種の入手方法!植えた時の効果と実の使い方は?」
・緑で囲んだエリア「上層」
アベレーションのスタート地点は全て上層になります。
まずはここに拠点を構えて、環境に慣れながら下へ潜っていく準備を進めましょう。
生息している主な生物は「バルブドッグ、ユタラプトル、ドエディクルス、ロールラット、ラベジャー、カルキノス、スピノサウルス」等です。
ASA版では「イーリン」も追加されています。
カルキノスのテイムがほぼ必須で、中層以降に行く時にはかなり頼れるペットになります。
⇒「バルブドッグの生息場所とテイム方法!光源ペットを使いこなせ!」
⇒「ロールラットの生息場所とテイム方法!赤い宝石を盗む方法は?」
⇒「ラベジャーの生息場所とテイム方法!ジップラインの渡り方とは?」
⇒「カルキノスの生息場所とテイム方法!超簡単な罠の作り方は?」
あと上層には、幻覚を魅せるキノコが自生しています。
赤いキノコで、迂闊に近づくと幻覚作用を引き起こして、サバイバーが大ダメージを受けます。
酸素量を上げる事である程度ダメージを抑える事が可能になっていますが、序盤はこれだけで死ぬレベルです。
画面もフラフラになる為、初めての人はパニックになるでしょう。
その他、有効な対策として「アガーラビック・マッシュルーム」を食べる事で、幻覚作用を予防、打ち消す効果があります。
大量に食べる必要があり、食べると食料値や水分が中々回復しなくなったりと、細かいデメリットもある為、過信は禁物。
数十個持って出歩くと、いざという時に安心です。
もしくは、「ハザードスーツ一式」を着込むことで、状態異常を完全に防御出来ます。
中盤以降、材料が揃えばぜひ作るようにしましょう。
⇒「アベレーションの上層にある堕落の洞窟攻略!場所とオススメペットは?」
⇒「イーリンの生息場所とテイム方法!滑空移動と羽攻撃を上手く使う方法とは?」
・青で囲んだエリア「中層」
全体が青く光っているエリアが中層です。
中層から下の層については、光源ペットのチャージライト効果を受けていないと「ネームレス」が湧いて襲ってきます。
ネームレスは対策しないと延々湧き続ける為、このエリアに拠点を構える場合には、プラントZの栽培が必須になります。
⇒「ネームレスの特徴と生息場所&生態調査!湧く為の条件や対処法とは?」
中層には金属鉱石も多くあり、場所によっては黒曜石もあったりと資源に恵まれています。
生息している生物は「ラベジャー、カルキノス、バリオニクス、アンキロサウルス、メガロサウルス、ロックドレイク」等です。
また、下層攻略への足掛かりとして重要なヤツメウナギも生息しています。
水の中にはクニダリアも居る為、迂闊に近づかないようにしましょう。
⇒「ヤツメウナギの生息場所とテイム方法!噛まれた時の効果は?」
それと中層には、低体温症を引き起こすキノコが自生しています。
ターコイズブルーのような色をしたキノコで、近付くと凍える寒さを感じるようになり、約2分間も体力が減り続けます。
何も対策していない場合には、確実に死に至る恐ろしい状態異常です。
毛皮装備で状態を緩和する事も可能ですが、それでも危険であまりオススメ出来ません。
有効な対策法としては、「アクアティック・マッシュルーム」を食べる事で、上記の低体温症を予防、打ち消す効果があります。
ただし、アガーラビック・マッシュルームと同じで、大量に必要になる点と、食料値と水分値がおかしくなったりする為、あくまで緊急用です。
中層を探索する際には、アクアティック・マッシュルームを持ち込むようにしましょう。
もちろん、ハザードスーツ一式を着ても状態異常を防止出来ます。
⇒「アベレーションの中層にある影の洞窟攻略!入口の場所と必須装備は?」
・赤で囲んだエリア「下層」
下層は常に放射能で汚染されたエリアになっている為、ハザードスーツ着用が必須です。
おまけにハザ-ドスーツの耐久値が徐々に減っていく為、長居する場合には数セット持ち込む必要があります。
もし途中で一部分でも壊れた場合には、そのまま放射能による体力低下ですぐ死んでしまう為、注意しましょう。
また、場所によっては放射能が強いエリアもあります。
良く見ると、オーブのような光の玉の数が多く、赤い色のオーブもあるような場所がそれです。
下層だけじゃなくて、地上への道中にもあったりして厄介です。
ここを通ると、ハザードスーツを着ていても若干ダメージが入ります。
ハザードスーツを着ていない場合には、放射能の影響で幻覚を見たような感じになり、死ぬ場合もあるでしょう。
強力な放射能への対処法は、金のマッシュルームを食べるのが効果的です。
他のキノコと同様、食べ過ぎると調整が難しくなったりする為、必要時以外は食べないように注意。
ちなみに、下層の場合には「シーカー」というコウモリのような敵も居て、これは光源ペットのチャージライトに反応して襲ってきます。
チャージライトを消すとネームレスが湧いてきて、チャージライトを付けるとシーカーが襲ってくる。
そんな厄介な環境なのが下層です。
基本はチャージライトを付けながら移動して、シーカーは都度倒していくのがオススメです。
⇒「シーカーの生息場所と生態調査!遭遇時にオススメの対処法とチャージライトとの関係性とは?」
その他、生息している生物は「スピノサウルス、メガロサウルス、プルロヴィア、ロックドレイク、リーパークイーン」等です。
ロックドレイクの巣も最下層にあり、上手く卵を持って帰ることが出来れば、一気にアベレーションの探索が進むようになるでしょう。
⇒「ロックドレイクの生息場所とテイム方法!卵が湧く巣の場所は?」
⇒「リーパーキング・クイーンの生息場所とテイム方法!妊娠の条件とは?」
また注意点として、紫色の水がそこら中に流れていますが、これは放射能を大量に含んだ有毒の水で、触れれば大ダメージを受けてしまいます。
落ちないように細心の注意を払って、ジャンプする場合には入念な確認を。
下層でペットが死ぬ=全ロスの危機、です。
⇒「アベレーションの追跡者のアーティファクトが眠る洞窟攻略!クレートの場所は?」
・黄で囲んだエリア「地上」
大気が無く、太陽光が直接地面に降り注ぐ危険区域なのが、アベレーションの地上の特徴です。
地上に出てこれるのは夜間のみで、日中は灼熱地獄になっています。
日中は生物が生きる事が出来なくなっており、建築物も全て破壊されてしまいます。
オベリスクも墜落している状態になっていますが、転送機能等は使用可能です。
それと、地上にのみビーコンが降ってきます。
地下生活では手に入らなかった装備が入手出来る場合もある為、慣れてくればしばらくビーコン漁りをするのも良いですね。
高品質なハザードスーツや、黄色以上からはロックドレイクのサドルも狙えます!
特にオススメの地上エリアは「左下」です。
下の画像のように、一度に3つまでビーコンが降りて来る為、回収効率はかなり良い場所。
「左上」が一度に2つ、「右上」が一度に1つまでビーコンが出現するようになっています。
ちなみに地上は放射能があるわけではない為、ハザードスーツ以外でも地上に出てくることが出来ます。
夜間は冷えるので毛皮装備で、若干気温が上がってきたらギリー装備といった具合でもOKです。
あとは太陽光が出てくる前に撤退、というのが地上初心者の流れになりますね。
それと、日中と夜間の切り替わりですが、ASE版では「夜間が17:30~5:30」で、「日中が5:30~17:30」になります。
切り替わるタイミングで音楽も鳴る為、そこで判断出来ますよ。
地上に燃え盛る炎が出ているか、出ていないかも見て分かる指標の一つ。
もし日中のタイミングで地上に残ってしまったら…ものの数秒でペットもろとも焼け死にます。
ちなみに生息している生物ですが、下層同様にシーカーが居て、ネームレスも湧きます。
その他、かなり強い「サーフェス・リーパーキング」が湧く超危険地帯です。
テイム不可の強敵なので、必要時以外の戦闘はなるべく避けましょう。
地上への出口の場所や行き方は?
マップを見ると「左上、左下、右上」の計3か所が地上エリアになっています。
この地上への通路は全部で計5か所あるんで、それぞれ紹介していきます。
・左上の地上ルート
座標が【19.9 28.1】付近で、上層の大きな湖がある近くです。
入口が黄色く光っている為、比較的簡単に見付けられる通路。
ただし、地上までの道中に放射能の強いエリアがある為、金のマッシュルームかハザードスーツの着用が必須です。
おまけに地上エリアで一番狭い場所になる為、敵が密集してくる危険性大。
・左下の地上ルート
左下の地上へは通路が2か所あって、上の画像の場所が1つ目で、座標【51.9 21.3】付近です。
アベレーション開始の序盤で到達出来る場所でもあり、間違えてここに行く可能性もあります。
初めて池を見る場所の上の方、という表現が適切かどうかですが、そのくらい初期スポーン地点と近いです。
もう1か所が、座標【79.5 27.4】付近です。
ここは下層エリアになっていて、辿り着くのも大変な入口です。
更に、地上に行くにはかなり高い壁を登っていく必要もあり、ロックドレイクで来る事がほぼ必須になります。
・右上の地上ルート
右上の地上への2か所の通路があり、1か所目は座標【26.9 63.2】付近にあります。
上層で、青く光るオベリスクの柱が目印です。
その柱の横にポッカリ空いた穴が、地上へと繋がっています。
もう1か所は、座標【38.2 80.1】付近で、中層にあります。
中層にしては結構平和な環境で、金属鉱石も多くある場所なんで、意外と拠点建築に適した場所かもしれません。
ぼんやりとオレンジ色に光っているのが目印です。