中盤以降、必ず必要になるといって良いほどの便利ペット「アルゲンタヴィス」!
様々な特徴を持ちつつ、戦闘面でも頼りになる、まさにARK中で一番の相棒になるであろう、飛行型恐竜です。
今回はそのアルゲンタヴィスについて、各マップでの生息場所やテイム方法、簡単な昏睡用トラップの作り方を紹介していきます。
アルゲンタヴィスの生態と基礎知識
アルゲンタヴィスの生息場所
アイランドでの生息場所
主に山間部、山の中腹辺りに多く生息しています。
アイランドでは、下の画像内の赤枠で囲った辺りに多く居ます。
他のマップでも、山近辺を中心に探せば見つかるでしょう。

大体が2~3体の群れになっていて、山間部は他の肉食恐竜も多く生息している危険地帯なので、注意が必要です。
気温の変化も激しい所なので、サバイバーの体力にも注意しましょう。
ちなみにテイム時のおすすめポイントは、マップ画像左側に少し飛び出ている半島付近。
ここなら比較的安全なところまで誘導して、その後テイム!なんて流れも可能です。

エクスティンクションでの生息場所
エクスティンクションでは、サンクチュアリ内の緑オベリスク付近に多く生息しています。
地形によってはトラップも作りやすい為、邪魔が入ってこないような高台に設置していくのがオススメです。
特に防衛ユニットが一番厄介なので、場所選びが重要になりますね。

⇒「エクスティンクションのマップ紹介!他のマップには無い大規模戦闘の魅力とは?」
ラグナロクでの生息場所
ラグナロクでは広範囲に渡って生息しています。
ほとんどの地形で見る機会があり、高レベルも湧きやすい為、選び放題なところもあります。
厳選するなら、迷わずラグナロクでしょう。

雪原地帯と砂漠には生息していない為、それ以外を探すようにしましょう。
特に生息数の多い地域は、アイランドと同じく「起伏の激しい場所」です。
⇒「ラグナロクマップの特徴と各地形紹介!オベリスクの場所は?」
ジェネシスパート1での生息場所
ジェネシスマップの雪原エリアでは、Xアルゲンタヴィスという別個体が生息しています。
通常種に比べて鮮やかな体色が多く、青目になっているのも特徴的です。
下の画像はイベントカラー個体ですが、通常種よりもイケメン度が上がっていると思います。
お洒落なアルゲンタヴィスが欲しい方は、X個体を狙うのも良いですね。

⇒「ジェネシスマップを紹介!5つのバイオームの違いや特徴は?」
過去に実在したアルゲンタヴィスの生態
アルゲンタヴィスもしくはアルゲンタビス(学名:Argentavis、「アルゼンチンの鳥」の意)は、900万年前から680万年前に生息していたと考えられている鳥類の古生物である。
飛翔性の鳥類としては史上最大級である。
新第三紀中新世にあたるアルゼンチン中央部と北西部の Epecuén 層と Andalhualá 層のうちの3ヶ所から状態の良い化石が得られている。
記載
アルゲンタヴィスの既知の1つの上腕骨はある程度の損傷を受けているが、それでも生前の大きさの正確な推定は可能である。
アルゲンタヴィスの上腕骨は人間の腕全体よりもわずかに長い。
丈夫で強靭な脚と容易に歩行できる巨大な足を持ち、大きく開くことのできる嘴は巨大で細長く、その先端は鉤状になっていた。
大きさ
アルゲンタヴィスの翼開長は、推定に用いられた回帰分析と現生のカリフォルニアコンドルとの比較のどちらに準拠するかで異なる。
かつては翼開長7.5 – 8.0メートルとされたが、後の推定で5.09 – 6.5メートルの可能性が高いとされた。
翼開長が7メートルに達したか否かは現在のところ不明である。
記載された際にはアルゲンタヴィスは史上最大の飛翔性鳥類だったが、現在では2014年に記載された翼開長7.0 – 7.4メートルのペラゴルニス・サンデルシがそれを上回っていることが知られている。
地面に立った際の背丈はヒトの身長とほぼ同等の1.5 – 1.8メートルで、嘴から尾羽の先端までの全長は約3.5メートルに達した。
かつてアルゲンタヴィスの体重は80キログラムとされたが、状態により体重は変化するものの、より洗練された手法により典型的な体重は70 -72キログラムであると示された。
アルゲンタヴィスはかなりの差をつけて史上最も重い飛翔性鳥類の称号をいまだ保持しており、例を挙げるとペラゴルニスはわずか22 – 40キログラムである。
生活史
現生鳥類との比較により、アルゲンタヴィスは2年ごとに1キログラムを超える卵(ダチョウのものより小型)を抱卵したことが示唆されている。
気候を考慮すると、アルゲンタヴィスは冬に孵化し、親鳥が抱卵と食糧調達の作業を数日ごとに交代し、子どもは約16ヶ月で巣立ったと考えられている。
ただし、完全に成熟するには十数年を要したとみられている。
死亡率は低く、存続可能な個体数を維持するために毎年の死亡率は2%未満であった可能性がある。
当然アルゲンタヴィスが捕食により死亡することはほぼなく、死亡は主に老衰・事故・疾病によるものである。
Wikipedia-アルゲンタヴィスより引用 アルゲンタヴィスの想像図
アルゲンタヴィスのテイム方法とエサ
アルゲンタヴィスのテイム方法
強引に昏睡させるパターン
低レベル(~20程度)であれば、直接麻酔矢を撃って、襲われながらでもそのまま昏睡まで持っていけるはずです。
察知範囲はそこまで広くないので、焦らず1匹ずつでも誘導が可能です。
もし2匹同時にこちらへ来てしまった場合は、テイムしない方の個体を始末してしまいましょう。
飛び道具系はダメージが2倍になる仕様なので、普通の矢だけでも十分対処出来ます。
アルゲンタヴィス用トラップを作成するパターン
ある程度高いレベルの個体をテイムする場合は、昏睡用恐竜トラップが必須です。
石の柱を2~3段くらいに積んだら、それを天井パーツで塞いで、恐竜用ゲートで出入口を作れば完成!
そこまでしっかり作らなくても、なんとかなります。

プテラノドンで誘導するか、自分の身体を使ってそのまま誘導するか、そこら辺は好きなようにしてOK!
ただし、アルゲンタヴィスのレベルが100を越えてくると、生身ではさすがに危険度が上がります。
そこまで来たら、プテラノドンへ騎乗しての誘導方法に切り替えましょう。
誘導後は逃げられないように恐竜門を閉めて、攻撃タイムです。
100レベル未満であれば、クロスボウ+麻酔矢がオススメです。
それ以上のレベルであれば、ライフル+麻酔弾が良いでしょう。
理由としては、アルゲンタヴィスは体力がそこまで高くないからです。
高レベル個体であるほど、体力は低く、気絶値だけが高くなってしまう傾向にあります。
そうすると、クロスボウ+麻酔矢の場合、個体によっては昏睡前に死んでしまうパターンが出てくるわけです。
なので、気絶値の上昇効率が高い「ライフル+麻酔弾」を推奨しています。
それなら死ぬことなく、昏睡まで持っていけるはずです。
また、その他の対策方法としては、何かの生物の死体をアルゲンタヴィスの前まで持って来て、食べさせる事も有効です。
一度死体を食べ始めると、アルゲンタヴィスは急速に体力を回復するため、テイム時に殺してしまう事故を防ぐことが出来ます。
昏睡させるための武器種と攻撃回数
アルゲンタヴィスの昏睡早見表
昏睡させる為の武器 | レベル1 | レベル80 | レベル150 |
---|---|---|---|
クロスボウ+麻酔矢![]() ![]() | 3発 | 15発 死亡率2% | 26発 死亡率3% |
ライフル+麻酔弾![]() ![]() | 2発 | 11発 | 18発 |
ライフル+電撃麻酔弾![]() ![]() | 1発 | 6発 | 9発 |
Xアルゲンタヴィスの昏睡早見表
昏睡させる為の武器 | レベル1 | レベル80 | レベル150 |
---|---|---|---|
クロスボウ+麻酔矢![]() ![]() | 7発 | 37発 死亡率2% | 64発 死亡率3% |
ライフル+麻酔弾![]() ![]() | 5発 | 26発 | 45発 |
ライフル+電撃麻酔弾![]() ![]() | 3発 | 13発 | 23発 |
テイム時におすすめのエサ
昏睡まで持っていったら、エサは「霜降り肉」か「優キブル以上」辺りを準備したいところです。
生肉だと結構もったいないレベルですね。
実はアルゲンタヴィスを狩ると霜降り肉が取れるので、共食いでも良いから、近くのアルゲンタヴィスを狩りつつ、エサとして与えていきましょう!
アルゲンタヴィスのエサ早見表
食べさせるエサ | レベル1 | レベル80 | レベル150 |
---|---|---|---|
優キブル以上![]() | 2個 07分41秒 | 7個 26分52秒 +39レベル | 11個 42分12秒 +74レベル |
羊肉![]() | 3個 06分46秒 | 14個 31分31秒 +38レベル | 23個 51分46秒 +70レベル |
霜降り肉![]() | 4個 09分01秒 | 17個 38分16秒 +37レベル | 29個 1時間05分16秒 +68レベル |
ラムチョップ![]() | 6個 13分30秒 | 25個 56分12秒 +35レベル | 42個 1時間34分24秒 +62レベル |
生肉![]() | 11個 24分46秒 | 50個 1時間52分31秒 +27レベル | 85個 3時間11分16秒 +41レベル |
テイム後のアルゲンタヴィスの能力
アルゲンタヴィスのサドルの作成レシピ

作成に必要レベルは62以上で、材料に「キチン or ケラチン×150」「皮×350」「繊維×185」が要ります。
必要レベルは結構高めなので、それだけ重要な恐竜ってことですね。
また、キチンかケラチンのどちらかが多めに必要なので、虫系の生物を大量に狩る必要があります。
①騎乗して空を飛べる

プテラノドンと比較すると、全ステータスが高く、ほぼ完全上位互換の存在です。
特に重量、スタミナが大きく改善されていて、一気に遠くまで、色々なアイテムを持ったまま飛行出来るようになっています!
飛行速度のみプテラノドンには負けるので、スピードが必要な場面では不向きな場合も有ります。
②特殊攻撃の「掴み攻撃」が可能

PC版での操作方法としては、飛行中に右クリックで発動可能です。
小型から一部の中型生物まで掴めて、掴み中に攻撃も出来る万能技になっています。
すぐ逃げる生物に対しては、掴んだまま攻撃するだけでかなり効率的な狩りが可能です。
集団で襲い掛かってくる恐竜なんかも、1匹ずつ掴んでから、空中で攻撃を連発して倒すことが出来ます。
また、この掴み技は運搬やテイム時にも効果を発揮します。
特に恐竜トラップに誘導するのが面倒な時には、掴んでそのままトラップ内に放り込んでしまえばOKです。
アルゲンタヴィスを入手することで、他の生物のテイムも相当楽になるでしょう。
③死体攻撃で体力とスタミナの自然回復能力が爆上がり

死体を攻撃すると、20秒間の間は体力&スタミナ回復バフが発生します。
これによって、乱戦時には物凄いタフさを発揮するでしょう。
死肉を貪る飛行恐竜、それがアルゲンタヴィスの真の姿なのです。
デメリットとして、このバフ効果中は食料値の減りが加速します。
敵を倒しては回復して、次の敵でも回復して…。
という具合に、継続戦闘能力が他の恐竜と比較して抜群に良いです。
まさに恐竜界の吸血鬼と言っても良いでしょう。
ただし、野生のアルゲンタヴィスにも同様にバフが付くので、死体が近くにある時は注意しましょう。
野生時の行動AIとして、敵対生物よりも、死体を優先して食いに行く行動を取ります。
体力回復バフの表示
ちなみに右上に出る「白い十字マーク」が、体力回復バフの目印です。
マークの下にある数字が、バフの残り時間を表しています。
下の画像では、あと6.3秒という具合で確認が可能です。

④金属鉱石、金属インゴット、黒曜石、水晶、石は重量50%カット

サバイバーのインベントリでは、金属鉱石の重さは「200個で200.0」ってなりますが、アルゲンタヴィスのインベントリに移動すると?
なんと重量は、半分の「200個で100.0」になります。
脅威の重量50%カットです。
さすが山に住んでいる生物だけあるのか、石系の運搬が大得意です。
金属鉱石を掘りに行く時には、ぜひとも連れて行きたくなる能力の一つですね。
⇒「アイランドで金属鉱石、黒曜石、水晶のオススメ採掘場所を紹介!」
⑤サドル装備時にインベントリ内が作業台の代わりになる

もちろん作成物はエングラム開放している物しか作れませんが、出先で必要な物を作るときに便利です。
特に終盤に差し掛かると、至高の装備なんかは繊維×10,000程度必要という、えげつない材料を要求される場合もあります。
普通の作業台だと「アイテム数75個上限」の制限が邪魔して、思うように上記のような装備を作れなかったりするんです。
しかし、アルゲンタヴィスのインベントリ内ではそんな上限は無いので、重量の許す限り持たせることが可能です!
つまり、終盤はアルゲンタヴィスのインベントリを利用したクラフトが多用されます。
注意点としては、勘違いされやすいんですが「修理」には使用出来ません!
あくまで「アイテム製作」用の作業台代わりですので、気を付けましょう。
上記の修理に関する内容は修正されて、現在は通常使用可能です。
至高のサドル等の作成時に、必要アイテムの要求数がとんでもない数の時こそ、この能力が役立ちます!
アルゲンタヴィスのステータスの振り分け

普段乗り用や戦闘用のステ振り
普段乗り用として育てるなら、重量を500~800程度まで上げましょう。
次に死なないように体力、スタミナ、攻撃力の順にあげていくのがおすすめです。
体力はドンドン上げて、5,000を越えれば安心出来るラインになります。
如何せん、体力自然回復のバフが強力なので、必要以上に上げる必要は無いかもしれません。
スタミナは騎乗時の快適度に直結するので、なんかいまいち足りないな…って思ったら、少しずつ上げるのがベスト。
大体1,000付近でも十分快適で、継続戦闘力を求めるなら、もう少し上げるってところです。
最後の攻撃力は、とにかく高い方が良いですね。
レベル上げの終盤は、攻撃力のみに全振りになるはずです。
戦闘用としての能力が高いので、つい攻撃を上げたくなってしまいますよね。
上の画像だと攻撃力が1,000%を越えているんですが、このくらいになると、アルファティラノですら狩れます。
戦闘用アルゲンタヴィスの完成です!
運搬専用のステ振り
また、完全に運搬用と割り切って、金属鉱石掘りのお供に数匹連れ回す場合は、重量のみ全振りで大丈夫です。
重量が2,000~3,000くらいまで上がると、かなり運搬が楽になるでしょう。
そもそもが戦闘に強いので、護衛としても十分機能します。
まとめ
以上、アルゲンタヴィスの生息場所やテイム方法、便利な特徴の紹介でした!
いや~…お気に入りの恐竜だから、一段と熱が入っちゃったかな?
画像ではキレイなイベントカラーのアルゲンちゃんを載せてみました。
探せばもっとバリエーション豊富に居るので、気に入った色のアルゲンを見つけて、最高の相棒に育てあげて下さいね。
記事内で「注意点としては、勘違いされやすいんですが「修理」には使用出来ません!」とありますが、これは過去の不具合だったようで、2022年現在では修理も可能です。
そうなんですね!いつの間に…。
情報提供有難う御座います!