いつかはARK内で手を出してみたい分野「ブリーディング」!
まだ自分には早いかも…なんて思わないで、まずは試しにやってみませんか?
今回は、ブリーディング(繁殖)のやり方と基礎知識を紹介していくんで、参考にして下さいね。
ブリーディングをする意味、目的は?
①最悪死んでしまっても、また似た性能のペットを生み出せる!
親さえ生きていれば、その子供が例え死んでしまったとしても、また作れます。
こういう考えは悲しいもんだけど、ARKの世界では死んでしまったら終わり。
万が一の保険という意味でも、ブリーディングは高レベルの恐竜になればなるほど、ぜひやっておきたい分野です。
レアな動物、恐竜こそブリーディングは特に必要になってきます。
②親の優秀なステータスを引き継げる!
両親の各ステータスで、高い数値の方を「55%」の確率で引き継ぎます。
逆に言うと、45%の確率では低い方のステータスを受け継いでしまいます。
全てのステータスを、両親の良いとこ取りで優秀な方にするっていうのは、かなり根気の要る作業だけど、やろうと思えばいつか出来ます。
運勝負になってくるんで、そこは気が向いたら挑戦してみましょう。
また、親のステータスを越える事は基本的に出来ません。
体力に優れた親、近接攻撃力に優れた親、スタミナに優れた親等々…。
様々な親を用意して、優秀なステータスを少しずつ受け継がせていく方法が、最強のペットを作る為の手順です。
例外として、「ランダム突然変異」と呼ばれるものが5%の確率で発生します。
これは唯一、親のステータスを少し上回る形で生まれてきた状態です。
また、体色が一部分違った形で生まれてくるのも、特徴の一つです。
んで、ランダム突然変異の合計回数は20回までと決まっていて、親の分まで回数を引き継ぎます。
分かりやすく言うと、両親がランダム突然変異「5回」と「10回」だったとすると、子供は生まれながらに15回のカウントをされた状態で生まれてきます。
なのに低い方のステータスを引き継ぐ場合も、当然あるわけで…。
そうなると、ランダム突然変異の恩恵が0なのに、カウントだけされてる個体の出来上がり…。
なので、これはほんとに最強の二文字を目指す、道楽向けコンテンツと言っても良いでしょうね。
効果も序盤では大した事じゃないんで、深く考える必要はありません。
終盤であれば、ここに関しても厳選しまくった個体で、ボスに挑戦していくって事も出来ます。
そこまで進んだ場合には、このランダム突然変異にも挑戦してみて下さい。
③赤ちゃんの時にお世話(ケア)をする事で「刷り込み(インプリント)」が行える。
約1時間に1回、このお世話をすると、刷り込み値が最大100%まで上昇します。
お世話する内容は様々で、「寄り添って欲しがる」や「散歩へ行きたがる」、あとは「霜降りこんがり肉を欲しがる」なんかもあります。
アイテムの要求は他にもあるんで、すぐに与えられるように一応準備はしておきましょうね。
ざっくり言うと、キブル全種類、ベリー系、肉(焼いたもの)が要求されます。
寄り添って欲しがる場合は、ただアクションキー(PC版ならEキー)を入力するだけでお世話成功です。
散歩の場合は、追従命令にして少し歩かせるだけです。
赤ちゃんの種類によっては、1回の刷り込みで100%になるのも居れば、画像のように33%や、もっと低いものまで様々です。
設定によって変える事も可能な部分なので、自分のプレイスタイルに合わせて調整してみて下さい。
⇒「ケアまでの時間が足りない!?絶対刷り込み100%にする方法」
さて、ここまで頑張ってお世話して、何があるかというと…。
刷り込み100%での効果は、「体力・食料・重量・近接攻撃力・移動速度が1.2倍」に上がります。
それにプラスして、騎乗した時に「インプリント済みマーク」が発生して、攻撃力&防御力が30%増加します!
拳同士を合わせてるやつです。
この絆効果は、騎乗している時限定の効果で、刷り込みした人のみ限定になります。
難易度の高い洞窟やボス戦時には、大きく貢献する事でしょう!
⇒「ブリーディング時に助かる!プロコプトドンの生息場所とテイム方法!」
④体色も両親からランダムで引き継ぐ!
お気に入りの色の恐竜を増やしたい時にも、ブリーディングは効果的です。
体色は50%、まったくのランダムで、両親の一部分ずつ判定されて引き継ぎます。
ちなみにこのカワウソの赤ちゃんは、親の特徴「背中の赤いライン」を受け継ぎました。
その他の体の黒い毛は、父親譲りです。
イベントカラーの恐竜なんかは、下手に使い込んで死なせてしまうより、まずはブリーディングをして、保険を掛けた上で育てていって欲しいですね。
イベントカラーを組み合わせると、色々な色の恐竜も作れるようになりますよ。
ブリーディングのやり方は?
まずは、同じ生物のオスとメスをテイムしてきて揃えましょう。
そのまま近くに止まらせておいて、交配モードをONにしていきます。
生物の行動を選んで。
「Enable Mating」を選択します。
日本語に訳すと、マッチング許可ってとこです。
これで繁殖OKモードになりました、なんだか早速色気が出てきたような…。
これを両親となるオスとメス、両方で許可していきます。
また、昔だとこの項目が無くて、放浪モードをONにして交配する必要がありました。
勝手にあちこち動き回って、交配が上手く出来ない事も多かった為、今はおすすめしません。
はい!するとメス側で、交配ゲージが溜まり始めます。
このまま待っていれば、ブリーディング完了!
生物の種類によって、妊娠が始まるか、卵を産むか、パターンが分かれます。
カワウソは妊娠パターンです。
子供が生まれるまで、あと約53分。
一般的な恐竜であれば、有精卵のパターンが多いです。
また、卵の場合は、孵化するための温度管理も必要になってきます。
エアコンを数台置くか、かがり火等で温めるか、色々対策が要ります。
ワイバーンの卵なんかだと、かがり火が10個以上必要になりますよ!
⇒「エアコンの置き方!ただ置くだけじゃなくてオシャレに!?」
⇒「孵化装置の作り方と使い方!受精卵&懐胎モニタリングを活用して効率良くペットを育成!」
卵の注意点は、間違って食べない事!
「消費」するんじゃなくて、地面に投げて下さい!(PC版ならOキー)
これ、マジで良くある事故なんで気を付けましょう。
上記の通り、ブリーディングは結構時間が掛かります。
ローカルならいつでも大丈夫だけど、マルチ環境であれば休日を狙うなど、余裕がある時がオススメです。
もしタイミングが合わない場合は、低温ポッドに赤ちゃんを入れておく事も可能なので、休日にじっくり育てる事も可能ですよ。
⇒「低温冷蔵庫と低温ポッドの作り方!ARK版モンスターボールを使いこなそう!」
赤ちゃんが生まれたら。
まずは近くに行って、最初の刷り込みをしましょう。
これで、この赤ちゃんの所有権を獲得できます。
名前を決めたら、最初はエサをインベントリにドンドン入れていきましょう。
生まれてすぐは、エサを持てる量も少なく、餓死するギリギリをさまよう為、付きっ切りでエサを持てるだけ入れていきます。
赤ちゃんは自分のペースでエサを食べていくので、無理やり食べさせるのはダメです。
成熟ゲージが20%を越えてくると、自分で餌箱からエサを食べられるようになります。
そしたら、もうある程度離れても大丈夫です!
可愛いユウティラヌスの赤ちゃんです。
イベントカラーの赤をしっかり受け継いでくれました。
そのまま成熟ゲージが100%になると、大人の仲間入り!
あとはサドルを付けて、普通の成体として扱えるようになりますよ。
インプリント効果もあって、普通にテイムした恐竜よりも遥かに頼りになります!
⇒「ブリーディング時のお供!メイウイングの生息場所とテイム方法や、赤ちゃんをお世話する驚異の能力とは?」
また、インプリント時に上がるステータスアップのおかげで、なんと通常のレベルアップ時の上がり幅も上がります!
という事は、最終的に野生からテイムした個体よりも、大幅に強い個体に成長するわけです。