ポロリが怖くて飯が食えるか!
そんな家庭で育てられなかった私は、今度こそ生まれ変わったら力士になってみたいと、横綱になりたいと切に願うのであった…。
というわけで今回のレビュー記事では、Steamバカゲーの「もろだし相撲」シングルモードをクリアまでプレイします。
前回⇒「【もろだし相撲#3】女子供も容赦なし!あるのは輝く光のみ!」
シングル7戦目 横綱「相撲キング」!
シングル7戦目では、ついに現・横綱の「相撲キング」が相手です。
目隠しと額には太陽の紋章、そして天使の翼が生えたおっさん…。
もう色々と相撲取りには見えない要素満載ですが、どうやら世界を守っているそうな。
使ってくる必殺技は、「超・押し出し」というシンプルな奥義。
ただしシンプル・ザ・ベストと言っても良い、かなり凶悪な技になっています。
もちろん必殺技の発動中は無敵なので、捨て身の勢いで押し出しを狙ってくる極悪奥義。
攻略方法としては、相撲キングを掴んで左右に逃げながら、時間切れまで耐える方法です。
押し合ったら100%負けるので、闘牛士のような気持ちになってヒラリヒラリと動きましょう。
ただし、この必殺技以外にもステータスが全て優秀で、普通に戦っても押し負けます。
同じく通常時でも左右に動きながら、バランスが崩れるのを狙うのが賢明です。
横綱になった後は?
優勝杯「チャン=コナ」を入手すると同時に、なんと世界の破滅をもたらす「ドドスコイ」が目を覚ましてしまいます!
チャン=コナは願いを叶えるアイテムなんかではなく、ドドスコイを封印しておくための器だったのでした!
こうなったら、今まで戦ってきた全力士の力を借りて、ドドスコイを討伐しましょう!
ドドスコイの倒し方は?
重要なのは各人の「まわし」です。
封魔の力が込められたまわしを蹴り飛ばし、ドドスコイにダメージを与えていく、相撲とは全く違ったゲームモードに移行します。
ドドスコイが放つ弾幕を回避しながら、上手くまわしを蹴飛ばしていきましょう。
ちなみに、右下の自キャラのHPゲージが0になってしまうと、ドドスコイ召喚から再スタートになってしまいます。
もちろん封魔のまわしを失った力士たちは、もろだし状態で腕を組んで佇みます。
「ふぅ、俺はここでリタイアするが…後は頼んだぞ」という感じでしょうか。
そんなチームメイトの応援を力にして、世界を危機から救い出しましょう!
がんばれ横綱…お前がナンバー1だ!!
ドドスコイを倒した後は?
上の動画の後半にも収録されていますが、エンディング曲(OP曲と一緒)が今度は歌詞付きで流れます。
しかも力士全員が一緒に踊るシーンになるので、これは感慨深いです。
最初はみんな敵だったのに、一人の横綱が全てをつないでくれた…!みたいな。
これが本当のスポーツなんだと、改めて思い知らされました。
それとエンディング後には、「チャレンジモード」が解禁されます。
タイトル画面にあった「???」がチャレンジに変わるので、以降は選択可能になります。
これはシングルモードとは違い、難易度の高い勝ち抜きスタイルのゲームモードです。
横綱の更に上に行く為には、ここで修行するのが良いでしょう。
もろだし相撲の総評は?
バカゲーなのは言うまでも無く分かっていたのですが、なんだかんだで楽しく最後までプレイ出来ました。
正直500円の価値はあったな!と思います。
バカゲーではありますが、断じてクソゲーではありません。
エディットモードでも細かくキャラのデザインが出来たり、拘りが随所に見られました。
欲を言えば、やり込み要素がもう少し欲しかったなと思います。
もろだし相撲の自キャラは、全て同じステータスなので違いが見た目しか無く、純粋にプレイスキルのみの戦いという点が良い所となっています。
ただしそのせいでやり込み要素が薄くなっているので、例えば育成モードとか固有のステータスがあったりしたら、もっと一気にプレイしたくなるかなと。
それでも、気軽に遊べるという点を重視した作りにはなっているので、個人的には大満足でした。